教育・環境関連、人材派遣事業の(株)ビクトリア(熊本市大江本町、渕上裕史社長)は総菜量り売りのフランチャイズ事業に参入した。同本社ビル1階に本部を設置し直営の本店を併設する。4月14日にプレオープンした。
本店の場所は熊本高森線(通称電車通り)沿い。味噌天神バス停の東側。店舗名は「手づくりそうざいの店 笑家(しょうや)だいにんぐ」。フロア面積は116m2。鉄筋コンクリート造り8階建ての自社ビル1階部分に出店した。駐車場36台収容。メニューは肉じゃが、きんぴら、ひじきなどの和総菜を中心に70種類以上を用意する。総菜の価格は統一しており、100グラムあたり税込み189円。営業時間は午前11時から午後8時まで。定休日は日曜日。スタッフ数は入れ替わりで4人体制。5月から本格的な営業に入る。
渕上社長は「2年間独自に研究を重ねてきた。本店の様子を見て年内には熊本県内に5店舗を出店する予定だ。3年後には全国に50店舗ほど展開する」と語った。パイロット店として大阪に2店舗、東京、神奈川、群馬、埼玉に1店舗ずつと年内に一気に全国展開し、一部の地域では24時間営業を計画しているという。
同社は1984年設立。資本金7200万円。正社員数80人。関係会社に(株)ビクトリアインターナショナル、(株)ビクトリアインシュアランスセンター、(株)サペリアル、(有)ビクトリアアウトソーシング、(有)マルチメディアシステムがある。2007年度の売上はグループ全体で約50億円、(株)ビクトリアは約20億円。 (中原) |
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